大阪府の対応エリアと、地域の産業別AI活用
大阪府には約26万社の中小企業があり、府内企業に占める割合は99.6%。従業者数では68.5%、製造品出荷額でも58.7%を中小規模の事業所が占めています。府内の製造事業所は18,020、そこで働く人は425,600人で、どちらも愛知県に次ぐ全国2位です。ただし府の資料はこう書いています。「事業所数の差はわずかですが、従業者数では半分程度、製造品出荷額等では4割弱」。つまり大阪は、小さな工場がたくさんある府です。しかも特化係数で見ると突出した産業も極端に弱い産業もなく、各産業がバランスよく集積している。この「小さくて多様」という構造が、AIの入れ方にそのまま関わってきます。
数字で見る大阪府
研修の設計にあたって前提にしている、大阪の公的統計です。
大阪の主要産業別・AI活用の切り口
同じ「AI研修」でも、業種によって効く場所は違います。大阪で多い業種について、実際にどの業務から手をつけるとよいかをまとめました。
製造業(小規模・多品種)
府内の製造事業所は18,020、従業者425,600人で全国2位。ただし府の資料は「愛知県に対して事業所数の差はわずかだが、従業者数では半分程度、出荷額では4割弱」と分析しており、中小規模で比較的小物の製造が盛んなのが大阪の特徴です。特化係数で2を超える産業も0.5を下回る産業もなく、各産業がバランスよく集積しています。東大阪市だけで19,093企業を数えます。
AIで解けるところ
多品種少量の現場は、一品ごとに図面も見積も納期回答も違います。ここがAIの効きどころです。過去の類似案件から見積の当たりをつける、取引先ごとに書式の違う書類を整える、英語の引き合いメールに一次回答を作る。特定の型に落とし込めない仕事ほど、AIの柔らかさが生きます。
卸売業・小売業
府内でもっとも事業所が多く90,008事業所(23.4%)、従業者数も970,064人(21.4%)で最多です。商都・大阪の中心にある業種です。
AIで解けるところ
商品説明・POP・チラシ・SNS投稿の原稿づくり、仕入先とのやりとりの下書き、売上データを貼って「先月と何が違うか」を要約させる使い方。取扱品目が多い会社ほど、説明文を書く仕事が積み上がっているので効果が大きくなります。
医療・福祉
従業者数648,267人(14.3%)で府内2番目に大きな雇用の受け皿です。
AIで解けるところ
記録・報告書・申し送りの下書き。書く人によって粒度がばらつく文書にAIで型を通すと、記録の時間そのものが減ります。求人票づくりや家族向けのお便りにも効きます。
宿泊業・飲食サービス業
44,729事業所(11.6%)で府内2番目に多い業種です。
AIで解けるところ
多言語対応が最も分かりやすい効果です。メニュー・館内案内・予約確認メールの翻訳、口コミへの返信文。口コミをまとめて読ませて「何が褒められ、何を指摘されたか」を月次で要約させると、改善点が言葉で見えます。
スタートアップ・新規事業
大阪市が2013年に設置した大阪イノベーションハブ(OIH)は、年間約200回のイベント・プログラムを開催しています。ソフト産業プラザTEQSはIoT・ロボット・AI・ビッグデータの拠点として、5Gのオープンラボも併設しています。
AIで解けるところ
少人数で事業を回す会社ほどAIの効き方が大きくなります。サービス設計から実装、LP制作、広告文、カスタマーサポートの一次対応まで、これまで人を採らないとできなかったことが手元で完結します。当社のAI講座はまさにこの層に向けた内容です。
建設業
府内の事業所数で上位に入る業種で、人手不足が続いている分野のひとつです。
AIで解けるところ
見積書の内訳づくり、安全書類や施工計画書のたたき台、工事写真の整理ルールづくり。役所提出書類の様式に合わせて文章を整える作業をAIに渡すと、担当者の残業が目に見えて減ります。
対応エリア(大阪府全域)
下記の市町村へ出張して研修を実施しています。記載のない地域もご相談ください。
政令指定都市
大阪市/堺市
豊能地域
豊中市/池田市/箕面市/豊能町/能勢町
三島地域
吹田市/高槻市/茨木市/摂津市/島本町
北河内地域
枚方市/寝屋川市/守口市/門真市/大東市/四條畷市/交野市
中河内地域
東大阪市/八尾市/柏原市
泉北地域
和泉市/高石市/泉大津市/忠岡町
泉南地域
岸和田市/貝塚市/泉佐野市/泉南市/阪南市/熊取町/田尻町/岬町
南河内地域
富田林市/河内長野市/松原市/羽曳野市/藤井寺市/大阪狭山市/太子町/河南町/千早赤阪村